アンニョンハセヨ!寝ても醒めても韓国大好き!sakiです。
先日は、韓国ウェブチューン(ネット漫画)原作のドラマ『D.P.~脱走兵追跡官』の豆知識を投稿しました。
ご覧になってない方は是非一度、目を通してみてください。
本日は、ドラマの感想を記録したいと思います。
※ネタバレを含みます
- 社会派ドラマが見たい!
- ドキドキ・ハラハラしたい!
- 話が長いと疲れちゃう…
(原題:디피 全6話 2021年 Netflix)
あらすじ
舞台は2014年。軍隊に入隊したアン・ジュンホ(チョン・ヘイン)は、脱走兵追跡官(通称D.P.)として先輩兵士のハン・ホヨル(ク・ギョハン)とタッグを組み、様々な理由で脱走した兵士たちを“無事に”連れ戻す任務を任される。
みどころ
注意点
あらすじをお伝えする前に注意です。
このドラマは、ショッキングな映像が大変多く出て来ます。殆どが軍のイジメです。兵役を終えた韓国人男性や、出演者もPTSDを発症しそうになったそう。私も学生時代、このドラマほどではありませんが虐められた経験があります。傍観者を責めるシーンがありますが、私はそこで少し気分が悪くなりました(笑)心が健康な方がご視聴することをオススメいたします。
軍隊生活のリアルな面を見ることが出来る
このドラマの一番のみどころ。それは、軍隊生活のリアルな面が見られること。日本人にとっては、凄く不思議な軍隊での生活。私もmameくんから色々話を聞きますが、未だに不思議な感覚です。
このドラマでは、軍隊ではどんな生活をしているのかがリアルに伝わります。殆どが、「韓国人男性って大変だな~」と思うことばかりです。勿論、イジメのシーンもショッキングなので、脳裏に焼きつくことでしょう。“軍隊では生活が辛すぎて自殺者が出る”と話には聞いたことがありましたが、これだけ閉鎖的な空間で、どこにも逃げられず、味方もいないとなると、自殺に踏み切ってしまう気持ちもよく理解できます…。この作品のイジメの主犯格、ファン・ジャンス(シン・スンホ)の性格がクズ過ぎて、私も韓国人男性に対して人間不信になりそうです…!主人が韓国人の時点で、矛盾するんですが(笑)
ハン・ホヨル役のク・ギョハンに注目!
この人、見たことあるけどもしかして…と思い調べたら、やはり『新 感染半島 ファイナル・ステージ』に出演されていた方でした。ほんのりBTSのジンに似ていると思うのですが見間違いですか?
衝撃です。ク・ギョハンを初めて見たのがこの映画でしたが、笑ってはいても何を考えているのかよく分からない怖い役だったので、あまり良いイメージが無かったんです。(役に影響されやすいタイプ…。)このドラマでは、ムードメーカーとして、よくクスッと笑えることを言ってくれるキャラクターで、とっても和みました。原作では存在しないキャラクターなんだそう。人気のドラマだったのでシーズン2があるのではと言われていますが、その時は殆ど描かれなかった彼のエピソードなども入れて欲しい。それくらい魅力的なキャラクターでした。
余談ですが、ハン・ムヨルを演じたク・ギョハン。実は1982年生まれだそうです。若く見えたのでとてもびっくりしたのですが、それだけではありません。チョン中佐を演じたヒョン・ボンシクは、彼より2歳年下だそう!びっくりですよね!そんな風に見えない!!!軍隊の登場人物殆ど、実際の年齢が30歳代で、年の差があまり無いので驚きです。主役のチョン・ヘインも1988年生まれだそう…。見えない…。
余談
1話でコ・ギョンピョが特別出演しています。彼もこれまたクズみたいな役で、今まで優しい役しか見てこなかっただけに、ショックだったんですが(笑)実はパク二等軍曹役のキム・ソンギュとは『恋のスケッチ~応答せよ1988~』以来、6年振りの共演だったそう。
更にチョン・ヘインも『恋のスケッチ~応答せよ1988~』に出演していたそう。見た方、ご存知でしたか?全く気付かず、すぐ検索しました!こちらのシーンだそうです。

あれ…坊主の方が格好良く見えるのは気のせい・・・?
3話で脱走兵として登場したチョン・ヒョンミン。すっごく口も悪くて嘘だろと思ったんですが実はU-KISSのマンネが演じています。加入した時は他のメンバーよりずっと年下だったのにこんなに大きくなって…と勝手に近所のお姉さん的な感覚で視聴しました(笑)もう24歳か…。
여우 같은 girl♪をきちんと受け継いでくれている、デビュー翌年のまだまだ可愛いジュンくんをご堪能ください(笑)
感想
血や刃物もモザイク無し、悪口も普通に出て来る、更に内容もかなり衝撃を受けた作品でした。翻訳した方、悪口が多くて大変だったんじゃなかろうか…。
軍隊の内情については、実話もあれば、誇張された部分もあるかもしれません。ドラマは2014年の話でしたが、数年前から、軍隊での携帯の使用が許可され、外の世界と連絡がとれるようになってから、自殺者や脱走兵が減少傾向にあるそうです。これは良い傾向ですよね。
ですが私個人の意見として、ドラマの様に軍の内部でイジメが未だに蔓延っているとしたら、脱走兵を連れ戻すことは、脱走兵の立場からしたら、とても酷なことではないか、と思います。脱走兵が悪いのではなく、イジメた兵士が根本なのに…。
“自分の時代はこれが普通だったから”そう思って平気で暴力行為をする兵士もいるのでは…と思います。兵役は韓国人男性にとって義務ですから、兵士たち(特に幹部や上級兵士)が、“今までが普通では無かった”と認められるような対策を講じるべきではないか、とドラマを見ながら思いました。
今回は少々堅苦しい最後になりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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