アンニョンハセヨ!寝ても醒めても韓国大好き!sakiです。
本日は、韓国で1000万人を突破し、歴代興行収入1位を記録した超大ヒットコメディ映画!『エクストリーム・ジョブ』の感想をお伝えします。
(原題: 극한직업 2019)
※ネタバレを含みます。
あらすじ
いつもやる気に溢れているが、残念ながら実績はゼロの麻薬捜査班。彼らのグループは解体寸前に追い込まれていた。ある日、麻薬密輸の検挙の為、犯罪組織のアジトの目の前のチキン屋で張り込み捜査を開始する。1週間も張り込み捜査をしていたが、手がかりを掴むことが出来ない麻薬捜査班。その上チキン屋の主人は、売り上げが上がらない為、今日をもって店を閉めると言う。張り込む場所が無くなり困る麻薬捜査班。するとコ班長(リュ・スンリョン)は、前借りした退職金で店を買い取り、チキン屋に偽装して捜査を続けることに。
チキン屋に偽装したからには、チキンを売らなければと、厨房担当にマ刑事(チン・ソンギュ)が選ばれる。ある日、思いつきで販売を開始した“水原カルビチキン”が想像以上に人気に。麻薬捜査班のはずが、店の営業が忙しく捜査がままならない程に繁盛してしまう。
ある日、“水原カルビチキン”の人気を聞きつけたある企業から、フランチャイズ契約の話を持ちかけられ、チェーン店を出店することになる。だが、店員の態度の悪さや、注文したチキンを食べずに捨てられる等、立て続けに問題が起こる。捜査班のメンバーたちは理由を追求していくが、思いかけず捜査中だった犯罪組織の尻尾を掴むことになる…!
名セリフ
この映画を製作したイ・ビョンホン監督。こちらの監督は“言葉の魔術師”と言われ、本作でもギャグセンスバばっちりのセリフが色んなシーンに散りばめられています。実際、韓国でも名セリフとして有名になり、パロディに使われるようにもなったとか。そんな本作での、名セリフをいくつかご紹介したいと思います。
これはカルビなのかチキンなのか
지금까지 이런 맛은 없었다. 이것은 갈비인가 통닭인가. 예에~ 수원왕갈비통닭입니다.
(今まで こんな味は 無かった。これは カルビなのか チキンなのか。 はいはい~ 水原カルビチキンです。)
お店の電話を取る時の決まり文句です。コ班長が、捜査班のメンバーに対して、本来の目的を思い出せ!と言った感じでメンバーへ喝を入れるんですが、直後に電話が鳴り、電話を受けた時に言うセリフです。メンバーには喝を入れているのに、自分を棚に上げて、チキン屋の仕事に対して熱心な様子なので、そのギャップが面白いです。このセリフは有名になり、韓国のバラエティ番組では、一時パロディとして扱われる事も多かったそうです。
シャワーして来るって何で?
여보, 그게 무슨 말이야? 씻다니 왜?(おい、それどう言う意味だ?シャワーして来るって何で?)
いつもは張り込み捜査の洗濯物を入れていたGUCCIのショッパーですが、ある日いつも通りに受け取ったGUCCIのショッパーをコ班長の妻が開くと、そこには洗濯物では無く、GUCCIのカバンが…!奥さんは急に「シャワーして来る」と髪をほどきながらコ班長の前を通り過ぎます。そこで発したセリフです。みなさんは奥さんがこの後どんな行動をするのか想像出来ると思います(笑)コ班長は分かっているのに分からないふりをしたのか、上着のジッパーを一番上まで上げるんです(笑)身の危険を感じたみたいで面白いポイントです。
何で繁盛してるんだよ?!!
왜, 왜, 왜 최선을 다 하는데…? 왜 자꾸 장사가 잘 되는데?!!(何で全力で皆やってんだよ…?何で繁盛してるんだよ?!!)
1人で犯罪組織を追跡していたヨンホ(イ・ドンフィ)が店に戻り発したセリフです。無線で話すのは、こっち来て手伝えしか言わないメンバーに怒りました。本来ならば、繁盛するのは嬉しいことなのに、映画内では違うので、そのギャップが面白いです。
感想
ギャグの入れるところや、次のセリフまでの間が完璧で、とっても楽しかったです!途中から、麻薬捜査班のメンバーたちが、チキン屋にマジになっていく過程が面白かったです。絶対警察ってこと、忘れてましたよね…?と聞きたいくらい!(笑)上映時間も丁度良く、気軽に見られる映画なので、是非見てみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
コメント