アンニョンハセヨ!寝ても醒めても韓国大好き!sakiです。
『応答せよシリーズ』は韓国のケーブルドラマで、当時放映する度に最高視聴率を記録したtvNのドラマです。このドラマの出演をきっかけにブレイクした俳優も多数。韓国ドラマが好きな方は、見たことある方も多いのではないでしょうか。
再度視聴する方、勿論これから視聴する方にも、もっと楽しく見ていただけるように、当時についての豆知識をご用意しました。視聴する時の参考になればと思います!
通称『文化大統領』の登場
1980年代までは、バラードやトロット(日本で言う演歌)が主流だった韓国。1992年、当時の音楽界に革命をもたらしたグループがデビューしました。それが서태지와 아이들です。
韓国語の発音の構造上、難しいと言われていたラップを実現したり、ステージ上でダンスを踊りながら歌を披露するスタイルは当時、韓国の音楽界に革命をもたらしたとされていました。
서태지와 아이들のメッセージ性の強い音楽が、10代の若者たちの心に響き、絶大な支持を得ます。韓国では、当時テレビに出演するには、倫理委員会での事前審査があったそうですが、その制度を失くすきっかけをつくったのも彼らです。リーダーの서태지は、通称『文化大統領』と呼ばれていました。
『応答せよ1994』ではユンジン(ドヒ)が서태지와 아이들のファンですね。

BLACK PINKが所属するYGエンターテインメントの社長も、서태지와 아이들のメンバーだったんですよ。
韓国アイドル第1世代の誕生
H.O.T.のデビュー
1996年。SMエンターテインメントは、10代の消費力が音楽市場に大きな影響を与えていることに注目し、10代をターゲットにしたアイドルをデビューさせます。それがH.O.T.です。SMエンターテインメントの予想は的中。瞬く間にH.O.T.は10代の間で人気となり、社会現象になる程でした。韓国でのファンクラブ文化を確立させたのも、彼らだそうです。사생팬(芸能人の私生活までも脅かすファンのこと)が生まれたのもこの頃で、どれだけ人気が凄かったのか想像がつきますね…。
ちなみに本編でシウォン(チョン・ウンジ)が1話で踊りながら歌っていたのがこの曲です。
ライバルグループ Sechsジェクス Kiesキスの誕生
1997年になると、DSPメディアから第2のH.O.T.を目指してSechs Kiesがデビュー。2000年に一度解散していますが、3年と言う短い活動期間の中、数々の賞を受賞し、1990年代後半ににデビューした신화やgodよりもずっと人気があったそうです。当時はH.O.T.とSechs Kiesが韓国アイドル界の2大巨頭と呼ばれていました。

『応答せよ 1997』では、2つのグループのファンが対立するシーンが何度も出て来ます!
余談ですが『応答せよ 1997』には主要人物の1人、ソウルからの転校生ト・ハクチャン役をSechs Kiesのウン・ジウォンが演じています。本人なのに、Sechs Kiesのウン・ジウォンにそっくりな役、と言う面白設定だからこそ、楽しめるシーンが何度もあるんですが、私が一番面白かったのはこのシーン。
Sechs Kiesファンの彼女とデートで映画に見に行くのですが、映画が何とSechs Kiesが出演している映画(笑)それだけでも面白いのに、以後続くセリフで
0:28~
연기 좀 심하지 않나? 내가 해도 저것보단 낫겠다.(演技ちょっと酷くないか?俺がやってもあれよりマシだろ。)
自虐プレイお疲れ様です(笑)
韓国から世界へ進出した第2世代
2000年代にデビューした、韓国アイドル第2世代のグループは、世界に目を向けたグループが多いのが特徴です。東方神起をはじめSuper Junior、BIGBANG、KARA、SHINee、少女時代は、特に日本でも活躍していました。中でも東方神起はずば抜けて人気で、紅白歌合戦にも出場。『どうして君を好きになってしまったんだろう』は当時とても有名になりました。
凄まじい人気だった東方神起
2003年、SMエンターテインメントから新しい男性アイドルが誕生しました。その名も「東方神起」。それまでのアイドルは、メンバーそれぞれが役割をもっていましたが、誰でもメインボーカルを務められる、新しい形のアイドルグループを結成。当時、中国進出を目標にしていた為、グループ名も漢字、芸名も漢字で名付けられました。
2000年代前半は、ソロ歌手が人気だった為、グループはあまり人気が出ないだろう、と言う見方が多かったそうですが、予想を大きく上回る活躍で、一瞬でトップアイドルの仲間入りを果たしました。彼らの功績が、後のアイドルグループにも大きな影響をもたらしました。国内の人気は凄まじく、사생팬の常識を逸脱した行為に、拍車が掛かったのも残念ながらこの頃です。
ファンの方々に注目してください。H.O.T.が確立したファンクラブ文化を、そのまま継承しているかの様に、掛け声がピッタリで、赤い風船を持っています。(東方神起のカラーは赤)東方神起のファンクラブ、「カシオペア」の皆さんかと思います。

私はこの時代の東方神起が一番好きだったので、色んな事件や問題があったのがとても残念でなりません…。
最後に
以上、『応答せよシリーズ』に関連のある豆知識をお届けいたしました。韓国アイドルは第2世代までしかご紹介出来ませんでしたが、ここ数年でデビューしたグループは第4世代と位置づけられているようです。最近では第2世代がまた人気に火がつき始めていますよね!契約上、7年で解散してしまうグループも少なくないので、息の長いグループがどんどん増えて欲しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
コメント