アンニョンハセヨ!寝ても醒めても韓国大好き!sakiです。
ついに!韓国インスタントラーメンの元祖が日本にやって来ました…!2021年の3月、株式会社三養ジャパンが日本全国で発売を開始したそうです!今更になって知った私…。三養と言えば、불닭볶음면で有名な会社です。急いで購入してきましたので本日は三養ラーメンの感想をお伝えいたします!
三養ラーメンとは
ハムの味をベースに、ほのかに醤油風味のピリ辛なスープが特徴です。スコヴィル値は950。辛ラーメンは1300なので、辛いものが苦手な方でも食べやすい辛さです。
スコヴィル値についてはこちらをご覧ください。
発売は1963年。韓国の元祖インスタントラーメンです。お手頃な価格、それでいて美味しく、ご飯やキムチとの相性バッチリなラーメン。ご年配の方にも愛されているラーメンです。今でこそ、불닭볶음면をヒットさせた会社として大成功を遂げましたが、人気が低迷した時期があります。きっかけは、牛脂騒動(우지 파동)でした。
牛脂騒動(우지ウジ 파동パドン)とは
1989年、「工業用の牛脂で麺を揚げている」と言う匿名の投稿がソウル地方警察庁に舞い込んできたのが始まりです。1980年代、韓国では重金属中毒の温山病、日本でも問題になった水俣病等、有害物質中毒に苦しみ、恐れていた時代だったので、「工業用」と言う言葉に不安を感じた人々が大変多かったと言います。ラーメン業界では当時トップだった三養食品。この事件をきっかけに、市場シェアは一気に下がってしまいました。最終的に、工業用と呼ばれていた牛脂は人体に無害と判定され、騒動は終結しましたが、三養食品は大打撃を受けました。
三養ラーメン ハム味騒動(삼양라면サムアンラミョン 햄맛ヘムマッ 파동パドン 사건サッコン) とは
2006年にとあるコミュニティサイトで起こった事件です。
コミュニティサイトに、あるコメントが投稿されました。
「何年か前に、三養ラーメンのハムの味が強すぎて、メーカーにクレームを入れたけど、最近また三養ラーメン食べたら、ハムの味がしなくて良かった」
これを見た三養ラーメン好きのネチズム達は激怒。コメント欄は大炎上しました。
そのコメントが有名になり、インターネットニュースサイトのdcnewsでは、三養ラーメンのメーカー、三養食品へインタビューを実行。三養食品は、「ハム味は変更していないが、他の部分で変更があったのは事実」という立場を表明しました。
結局、コメントの時期と三養ラーメンの味の変更が重なっただけでしたが、このコメントは今でも韓国では有名で、そのコメントは今や″聖地”と化しているようです…。
実際に作ってみよう
三養ラーメンの歴史を色々ご紹介しましたが、調理に移りたいと思います。
パッケージはオレンジが目印です!『韓国初』と書かれていますね。パッケージの様に、色んな具材を入れて食べるともっと美味しいそうです。何でも合うんですって。
四角い麺に、かやくと粉末スープが入っています。今回もパッケージの説明通りに調理していきます~。
出来上がりがこちら!パッケージにはほど遠いですが、気持ち、ねぎを添えてみました。
いざ、実食
食べた瞬間、ハムの味が口に広がります。しょっぱさが私好みです!そして全く辛くありません。とても食べやすいです。辛さを抜いた、부대찌개と言えば、分かりやすいでしょうか。何でも合うと言われているのが分かる味です。本当に、何と一緒に食べても美味しい、万能なインスタントラーメンだと思います。
パッケージにもある通り、醤油の風味があるので、日本人好みな味でもあると思います。個人的に、チキンラーメンに味が少し似ている気がします。
まとめ
2021年3月に日本でも発売開始された、『三養ラーメン』をご紹介いたしました。今回初めて食べてみて、日本人の口に合う味だと思いました。日本でも、辛ラーメンと並ぶくらい、メジャーなインスタントラーメンになって欲しいと思います。皆さんも機会があれば是非、食べてみてください!

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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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