アンニョンハセヨ!寝ても醒めても韓国大好き!sakiです。
さて、ひっそりと連載化しているmameくんのお料理コーナーですが、本日はとんかつの作り方をご紹介したいと思います。

あれ?とんかつって日本料理じゃないの?
そう思われる方も多いかと思います。実は、韓国にもとんかつはあるんです!食べたことありますか?私も韓国のとんかつは昔1度だけ食べたことがあるのですが、見た目が全然違っていてびっくりしたのを覚えています。
では作り方をお伝えする前に、まずはとんかつがそもそもどこから来たのかから、ご紹介いたしましょう。
とんかつってどこから来たの?
日本
とんかつのルーツはフランス。スライスした仔牛肉にパン粉をつけて炒めるフランス料理のコートレットがもともとの料理です。コートレットは大量の油で炒めますが、日本人の舌にはそれが合わず、日本人の舌に合うように変化して出来たのがカツレツです。発音が似ていますよね。日本人の好みに合わせ、薄切りでは無く厚切りの肉を使い、牛肉から豚肉に変え、更に改良した料理がとんかつです。
日本では、とんかつは主に和食として食べられており、ソースは別の小皿等に用意され、味噌汁や漬物が付け合せとして出て来ることが多いです。
韓国
韓国もまた、ルーツは同じくフランスです。日本では、厚切りの肉を使用するようになりましたが、韓国ではコートレットの調理法をそのまま受け継ぎました。薄い方が調理が早いため、韓国の빨리빨리文化にも合ったんだと思います。現在では왕돈까스と言って、とても大きくて薄いとんかつがメジャーとなっています。(人の顔くらい大きかったイメージ…笑)
韓国では、とんかつの上に既にソースが掛けられて出て来ることが多く、和食と言うよりは、洋食のイメージで食べられています。味噌汁が一緒に出て来る日本とは違い、スープが一緒に出て来ることが多いそうです。

昔はパンかご飯か選べたよ。私は米派!
日本食のお店では、일식 돈까스(日本式とんかつ)として日本のとんかつが出されるそうです。
材料
豚ロース…約300g
モッツァレラチーズ(スライス)…4枚
卵…1個
パン粉…適量
小麦粉…適量
※肉は薄い方がオススメなので、今回はしょうが焼き用の豚ロースを使用しています。
バター…20g
小麦粉…おおさじ1
とんかつソース…おおさじ10
ケチャップ…おおさじ2
醤油…おおさじ1
砂糖…おおさじ1
おろしにんにく…おおさじ0.5
水…約60ml
mameくん特製!韓国式とんかつの作り方
豚ロースを柔らかくする
豚ロースを柔らかくするため、豚ロースが薄くなるまで包丁の背で叩く。

ミートハンマーがあれば尚良しです。
下味をつける
肉が柔らかくなったら、塩コショウを振ってまんべんなく広げ、下味をつける。

コショウ振りすぎた~
チーズを挟める
豚ロースの上にチーズを乗せ、もう1枚の豚ロースでチーズを閉じ込めるように重ねる。

揚げている最中にチーズが漏れ出さないように、しっかりと閉じてください。
揚げる
小麦粉・とき卵・パン粉をつけて揚げる。
※170度で約3分半がとんかつの美味しい揚げ方だそうです。
ソース作り
バターを入れ、バターが溶けたら小麦粉を入れてよく混ぜると、洋食の基本のルーが出来上がります。とんかつのソースはこれからが重要!
残りのソースの材料(とんかつソース・ケチャップ・醤油・砂糖・おろしにんにく・水)を入れ、どろどろになるまで弱火で混ぜる。
※ソースの分量は目安なので、自分好みに味を整えてください。

ソースを弱火で煮詰めている間に、とんかつを揚げると時間の節約が出来ます。
完成
お皿に盛り付けて、完成です!このチーズのとろとろ感…韓国っぽくないですか?とろけたチーズとソースが絡むと…とても美味しそう!
本日は韓国式に、コーンスープと一緒に、いただきます~!

昔家族と一緒にレストランで食べた、思い出の味…なつかしいなあ。
ソースがとんかつソースよりも奥深い味で美味しかったので、ハンバーグに掛けても美味しそうです!是非一度作ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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